WEBプログラマーがガス屋さんになったら

ITからガスへ。業界に一風吹かせようと奮闘中。

最近、火をみたのはいつですか?

私はガス屋なので、もちろん毎日火はみています。

しかし、昨今オール電化住宅はもちろん、ガスでの調理も怖く感じられるお客様も増えてきており、生活のなかで「火」を見ることが減ってきているのだろうなと感じます。

 

そこで問題なのが、「子供の教育」です。

今の親世代は、子供の頃は生活に当たり前にあった「火」が今の子供たちには「花火」や「キャンプ」などの特別な時しか触れることが無くなっているのです。

もちろん、理科、家庭科の授業で「火」を扱うことはあるかもしれませんが、使いこなせるほど触れているのかというと少し疑問です。

一人暮らしを始める学生向けには「IHコンロだから火の心配はありません」という物件が人気になるくらいですから、親としても子供が火を取り扱えるか不安に思っているのだと思います。

危ないから使わないのは、当然のようにも思いますが、人間生きていく中でずーっと火に触れないなんてことはないのではないでしょうか?

電源のいらないカセットコンロは便利で火力も電気に比べて強いので、手軽に使う若者も多いようです。

が、信じられないような使い方をして事故も発生しています。

何でそんな馬鹿なことを。。と思ったりもしますが、ずっと触れてこなかった世代だから、こういうこともあり得るのかななどと考えたりもします。

 

火は危ないものですが、特性を知って使いこなせれば便利な道具です。

子供達にはきちんとした体験を通して、たくましく火を使いこなして欲しいなと思います。