WEBプログラマーがガス屋さんになったら

ITからガスへ。業界に一風吹かせようと奮闘中。

ガスプログラマー(?)必見!アイチクラウドAPIは超面白い!

ブログの記事通りですが、私は元WEB系プログラマーでガス屋さんをしています。

 

まぁ、もう引退して5年経つのでもう一回前線でプログラミングをしろと言われたら泣きたくなりますが。

 

それでも、基本中の基本(PHP)くらいはまだ使いこなせるのでちょっとしたことくらいなら自分でできます^^

 

そんな人に(いるのか?)お知らせしたいサービス!

 

その名も「アイチクラウウドAPI

 

www.aichitokei.co.jp

 

ガスメーターのメーカーとして大手の愛知時計電機さんが提供しているAPI

 

個人レベルでガスメーターをIoT化する、となるとハードの開発(メーター本体や通信部分)が必要で、とにかくハードルが高い。。

 

私もこっちの業界にきて、まず目を付けたのがメーターをネット上で可視化すること。

 

しかし、ラズパイやaruduinoを取りつけて通信しようとしたとして、その設置場所は雨ざらしざらしの過酷な環境。しかも電源なし。。

 

通信費も1件数百円するようでは、とてもコストに見合わない。

 

こりゃ実現できても全然使いものにならんな。。と思って諦めていました。

 

が、そのハードの部分は大手さんがいつかやってくれるだろうと、密かにお待ち申しておりました。

 

要は、私のようなプログラマーはソフト開発の部分に興味があるわけでです。

 

メーカーが集めているビッグデータを利用できたら。。

メーターを双方向通信で操作できるアプリが作れたら。。

 

そんな事を考えても、ビッグデータ自体が価値を持つ。

大抵のIT会社なら、自社で集めたデータは自社サービスに活用して囲い込みたい。

だから、私のような外部の人間が、ああいうサービスがあったらいいな、こういうのいいなと思ったところで、不可能だったわけです。

 

しかし、私なりにガスメーター各社から情報を集めてみたところ、そういったデータをオープンにして、自由に開発させてくれるスタンスでいてくれたのが愛知時計電機さんでした。

 

当初からオープンにする構想だったためか、個人情報が特定されるようなデータは所持せずシンプルにメーターが持ってきた数値のみ。

なので、仮にデータが横取りされたとしても悪用されるリスクは低い状態。

 

開発側はそれを顧客情報と紐づけて提供する必要はありますが、その程度の連携でガスメーターを操作、閲覧できるアプリが構築できるのです!

 

ハード面については、メーターで長年の実績があるだけあって雨ざらしも大丈夫で、電池駆動でなんと10年も持ちます!

いや、どうやってんだろうほんと。。すごいね。。

 

という具合に、私のような非力なプログラマーでもいっちょ前にガスメータを操作できる環境が提供してもらえました。

 

ガス業界ではLPWAといって省電力でメーターをIoT化するトレンドが起きています。

 

これからますます需要がでてくるメーターを利用した付加価値サービス!

 

もし、こんな世界の隅にあるブログを訪れた方で興味を持たれた方は、ぜひ調べてみてください^^