プログラマーがガス屋になって作った「なんちゃって社内システム」
入社したばかりの頃、うちの会社は「連絡簿」という紙で社内の連絡が管理されていました。
シンプルで分かりやすい運用ではあったのですが、時間が空く案件の対応が漏れてしまったり、現地から連絡簿の内容について電話で問い合わせが来るなど、ITの中にいた私にとってはちょっと改善したいところでした。
システムを導入するにも、お金はかけたくない。。
そこで導入したのが、前職でも使っていたRedmineでした。
AWSにて無料でインスタンスを作成しRedmineをインストール。
とりあえずタスク管理はネット上でできる環境にはなりました。
ただ、「チケット」とか「ステータス」という用語を使うと、社員が拒否反応を示すかも。と危惧したので、「案件」「状態」といったイメージしやすい言葉に改造しました。
とりあえずはアジャイルボードの運用が分かりやすそうだったので、プラグインをインストールし、みんなでドラッグドロップでチケットの管理ができるようにしました。
それでも、やはり説明には苦労しました。。
チケットの発行を手軽にやるために、「開栓・閉栓」とか「苦情受付」などの発行画面のURLをリンク集にしてページを作成したり、別で作成した顧客検索システムと連携して顧客情報があらかじめチケットに入力された状態で表示できるようにしました。
住所にはGoogleMapへのリンクとか、電話番号のタップで電話をかけられるとか。
まぁ、現場にあったら便利じゃないかな、と思われるものを付けていきました。
チケットが作成されたことの通知はメールで知ることができますが、グループ内での共有ができないことで、だれが受けたのか分からない事態が発生しました。
そこで、LINEグループを作成し、iftttで私のGmailと連携し、Redmineからのメールを転送することにしました。
と、がんがん進めたのはよかったのですが。。
やはり、IT化はいきなりすすめるもんじゃないですね^^;
運用開始から2ヶ月くらい過ぎましたが、社員は少し苦手意識があるようです。
まぁ、システムの移行期間は反発があるのは当然なので、めげずに頑張っていきます!