WEBプログラマーがガス屋さんになったら

ITからガスへ。業界に一風吹かせようと奮闘中。

16年前を思い返してみた

私がプログラマーになったのが24歳

大学卒業して、就活をさぼって公務員試験に逃げ(?)、いや、やっぱ公務員は務まらなそうだと悟って就活始めたら氷河期で。。。

 

という中で拾ってくれた前の勤め先には感謝感謝。

 

ふと、その時のやる気にあふれていた時の事を思い出しました。

 

当時はスマホは無い代わりに、それなりにガラケーが進化してて、GoogleMapでナビなんてこともやろうと思えばできました。

ただし、テザリングなんてものは使えず、ノートPCを外で使うなんてことは考えられませんでした。

 

そんな当時、私が密かに勉強しようとしたのが「Google Gear」といサービス。

WEB上のデータをPCに取り込んでおいて、オンライン状態と同様にオフラインでもアプリケーションを動作させることができる、というもの。

 

当時はスマホみたいな「その場で確認できるもの」というのができず、いちいち紙で印刷して持っていくか、事務所に帰って確認するといった煩わしさが当たり前にありました。

 

今では信じられない話ですよね。

 

しかし、さかのぼって考えてみれば、固定電話が当たり前だった時代でも待ち合わせはできたわけで、当時はそんなことにも不便は感じていなかったのかもしれません。

 

そんな時代にGoogle Gearを知った私は「これだ!」と思ったわけです。

 

オフライン時もデータを見れる!現地で入力もできる!

 

と興奮していたわけです。

 

ノリノリで勉強したのも束の間、スマホが普及しはじめ、何やらテザリングなんてものやポケットwi-fiなんてものが登場しました。

 

「いや、これでWEBにつなげばよくね?」

 

そう、、まさかのパラダイムシフト、、WEBってどこでも繋がれて当たり前だよね?という時代が来てしまったのです。。

 

私には先見の明なんてものはなかったんでしょうねぇ。。

 

言わば、時代を見越して身に着けるべき武器を見誤ったわけです。

 

まぁ、そんなに大した勉強してないですが。

 

多くのメインストリームの脇に、無数の消えていった技術がある。

 

GEARは私にそんな事を教えてくれました。

 

もうサービスも終了していますが、Googleの凄いところはこういったサービスを数えきれないほど多数展開しているということ。

 

やってみて、だめだったらやめちゃおう。

そんなスタンスなんだと思います。

 

イノベーション企業の姿勢として素晴らしいですね。

 

間違いのない人生なんてない!だから間違うことを恐れるんじゃない!

 

勝手にそんな教訓を得ました。