WEBプログラマーがガス屋さんになったら

ITからガスへ。業界に一風吹かせようと奮闘中。

6月。と言えばガス乾燥機!

いよいよ今年もやってきました!

日本だけの季節!そう、梅雨!

 

洗濯物が外に干せない。

部屋干しでうちの中はじめじめ

洗濯物も臭い

コインランドリーに行くのもめんどくさい

行った後また取りに行くのもめんどくさい

ああ、めんどくさい

 

そんなあなたに絶対おすすめしたいガス乾燥機「乾太くん」

 

family-gas.co.jp

 

ガス乾燥機乾燥機のあるあるが紹介されてますよ^^

興味のある方は

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洗濯の悩みのほとんどを解決してくれるんじゃないかってくらい協力です!

ぜひ!お近くのガス屋さんにお問合せ下さい^^

【気体別】ガス屋さん的な注意喚起です

気まぐれに更新していて申し訳ないです。汗

 

さて、先日お客様先でガス屋的な注意喚起をしておりましたところ、意外とお客様も理解されているようで理解されていない方が多いのだなと、注意喚起の必要性を思い知った次第であります。

 

そこで、一度気体の性質別にその危険性を注意喚起したいと思います。

 

都市ガス・LPガス(プロパンガス)~ 「燃える危険」

・可燃性(火を近づけると燃える)

・くさい(ちょっと漏れると気付く)※

・毒性無し(吸い込んでも害はない)

・主にガス配管の接続部、ガス元栓の誤開放(主に業務用)で漏れて事故につながる

・都市ガス:空気より軽い(警報器は上の方設置する)

LPガス:空気より重い(警報器は下の方に設置する)

・発生した場合は、窓を開けて換気をしガス屋さんに連絡をする(電気スイッチ等は発火元になるため入切しない)

※制汗スプレー、殺虫剤、消臭スプレーなどで利用されているLPガスは無臭のため注意が必要(先日の札幌の爆発はこれです)

 

一酸化炭素(CO) ~ 「吸い込む危険」

・におい無し(無臭のため警報器無しでは気付けない)

・毒性あり(0.3%程度で死の危険あり)

・燃焼不良(酸素不足)を起こした時に発生する

・空気より軽い(警報器は上の方にある)

・屋内の湯沸し器が特に注意が必要

・事故予防としてはCO警報器の設置が効果的である。また普段から換気をすることが望ましい

・発生した場合は(気付いた時点で)重大事故に繋がる可能性が極めて高い

 

ガス屋さん的に啓発しているのは、大体こんなところです。

特にCO中毒は即死の可能性が高いわりに、無臭なのでたちが悪いです。

もし、こちらをご覧になった方は是非火の取扱い時に気を付けて頂きたいと思います。

日本でも発売して欲しい!キャンプでピザが焼ける! Ooni Koda

techable.jp

 

岩谷さんのカセットコンロは画期的な発明だったと思っています。

何せあの小さなカセットボンベさえあれば、どこでもガスコンロが使えるのですから。

 

しかし、世の中は進化していくものです。

この度、イギリスのOoni社が開発したものはアウトドア用のガスオーブン

何と1分でピザが焼けてしまうのです!

キャンプ場でピザが焼けるなんておしゃれですね^^

グランピング、なんてものが流行している時代ですから、日本でも発売してくれればいいのですが。。

岩谷さん作ってくれないですかね?(笑)

 

なぜガス乾燥機が普及しないのか

ガス屋さんであれば、ガス乾燥機は超自信をもっておススメできる商品であることは間違いないでしょう。

私もガス乾燥機の魅力については積極的にアピールしていますが、思ったように普及していないのが現状です。

なぜ普及しないのか、私が感じた(営業で負けた。。)ポイントを整理してみたいと思います。

 

 

1.オール電化のためガスを取り入れたくない(主に経済的に)

まぁ、この牙城はなかなか崩せません(笑)

いくら品物がいいといっても、ガスの基本料金+従量料金は発生します。

特にオール電化世帯にとってはガス代が1回60円ちょっととは言われても、プラス「基本料金」がネックになるようですね。

基本料金はガス屋さんによって異なりますが、毎日1・2回使うとすれば平均しておよそ1回100円位になるでしょうか?

コインランドリーと比較すれば、わざわざ持ち込む手間と時間、乾燥代まで考えればかなりのコスパだとは思います。

それ以外に、ガスに対するイメージ(怖い)、電気に対するイメージ(クリーン)も大きく影響しているとは思います。

 

2.全自動洗濯乾燥機で間に合っている

若い世帯とお話をしていると、ドラム式の大容量の洗濯乾燥機が主流になっているのかなと感じます。

夜洗濯を仕掛けて、朝には乾いてる。

家族分の洗濯が1回で済むご家庭であれば、これで十分。と感じられているようです。

まぁ、不便を感じていないのに無理に勧めても迷惑なのであまりしつこい営業はしないようにしてます^^;

また、ガス乾燥機がいいのは分かったけど、洗濯機から乾燥機へ移すのが面倒臭い、という話も聞きました。その通りですね(笑)

あえて、それでもガス乾燥機をお勧めするとすれば「乾く早さ」と「乾かせる量」でしょうか。

急な洗濯物(体育着出し忘れてたとか)が発生したときに、1時間もあれば乾燥までできてる早さは全自動洗濯乾燥機にはない魅力です。

また、部活動などで洗濯物が増えたことで1回で洗濯しきれなくなった時、2回目の洗濯まで待てない状況になったときには、短時間で次々に乾かせるガス乾燥機は有効だと思います。

 

3.工事が面倒

電気式の乾燥機は排気ダクトと呼ばれる、外へ排気する煙突?みたいなものが無いタイプがほとんどです。

一方、ガス乾燥機には必ず排気ダクトがついています(だから乾燥が早いという説もあります)。

そのため、それ用の穴を壁に開けなくてはならず、またガス管も引き込まなければならないため「そこまで大がかりならいらないかな」と諦められるお客様も多いようです。

そういったお客様に対しては、外置きで試しに使って体験してもらっています。

ほぼ100%のお客様が、「やっぱり家の中で使いたいから工事お願いします」となります。

まぁ、良さに自信があるので、多分そうなるだろうなと思って体験してもらうのですが^^

工事自体は大体1~2時間で終る場合が多いので、もし興味がある方は近くのガス屋さんに相談してみてもよいかもしれません。

 

4.家庭用のガス乾燥機を知らない

これは我々の責任でしょう。。

「え?電気式しかないでしょ?」「どうせ電気と同じようなもんでしょ?」

そもそも、「衣類乾燥機」の選択肢に「ガス」が入っていない。

電器屋さんでガス乾燥機をおいている店舗はほとんどありません。

ガス乾燥機がおいている場所は、ちょっと大きめのガス屋さんの展示場くらいでしょうか。

そのくらいお客様のお目にかかることのない商品なのです。

ネットで興味を持っていただいたお客様も「とりあえず実物が見てみたい」というお声は多いです。

うちも大きいガス屋さんではないので、とりあえずお試し用の乾燥機を貸出して使ってもらうようにしています。

何とか知恵を絞って広告して、もっと知ってもらいたいです。

 

5.賃貸物件では設置が難しい

先にあがった工事のめんどくささでもありましたが、壁の穴あけ工事は普及に向けて結構ネックです。

賃貸物件(マンション、アパートは特に)は、工事をすることも難しいですし大家さんの許可を取るのも一苦労です。

さらに、賃貸物件では大家さんとガス屋さんの契約関係もあるので、設置について関わる人たちが多く面倒ということもあります。

私の会社では、それでも使いたいという方のために部屋の中でも使える小型ガスボンベを貸出して、工事無しでベランダなどに置いてもらうようにしています。

ただし、小型ボンベの貸し出しは法的に手続きが面倒なのと、そこまで利益があがらないという理由で断るガス屋さんも多いようです。

それでも、力になってくれるガス屋さんはきっといますので、お近くのガス屋さんに一通り相談してみてもよいかもしれません^^

family-gas.co.jp

人生遊びも大事とはいうが

年齢のせいなのか、子供を持ったからなのか

 

すっかり趣味というものが何だったのか忘れてしまいました。^^;

 

昔はサッカー、山登り、ギター・・結構色んなものに没頭していたのですが

 

結婚、出産に加え、業界特有のゴルフ接待などでプライベートな時間も埋め尽くされ、本当に楽しめる趣味に費やす時間が減った、というより無いに等しい状況。。

 

時間は作らなくちゃないよ!

 

ってのは重々わかっとりますが。。むずかしいですねぇ。。

 

電気ストーブの火災が一番多い実態

news.biglobe.ne.jp

 

これはガス屋さんが喜びそうなデータですかね^^;

あくまで実態として、電気ストーブ火災の割合が高いということを示しているのであって、電気ストーブの方がガスや灯油より危険性が高いということではないと思います。

電気ストーブは手軽なため、販売台数も多いでしょうから母数が多いと思われます。

残念ながら、私の調査レベルではそれぞれの事故率は出せませんが。。。

 

ただし、電気だから安全という認識は改めた方がよいデータではないでしょうか?

実際に火災に発展している訳ですし、

 

意識調査も電気は安全と思われていることが読み取れますね。

「危ない」と分かっていて使う器具はそれなりに注意して使うものですよね。

ガスも灯油も、そこで燃えていると思うから可燃物を近づけようとは思わないわけで。

 

この数字から読み取れるのは、「電気だから安全とは限らないよ」という一点ではないでしょうか?

電気・ガス・灯油、それぞれ正しく使えば便利で快適なものですが、使い方を間違えればリスクはあると。

 

ガスファンヒーターも過熱防止や不完全燃焼防止等安全装置はついています。

しかし、スプレー缶をファンヒーターの前に置いて放置しても安全か?と言われると。。

なので、ファンヒーター前にはモノを置かないでくださいと注意喚起するわけです。

 

道具は正しく使いましょう。

配送管理システムに変化が起きる(かも)

IoTが流行ってちょっと時間が経った感もありますが、ようやくガス業界にもその波が来そうです。

これまで実証実験などで大手ガス会社は導入していましたが、ぼちぼち我々のような地域LPガス売店も導入できるようになりそうです。

 

うっすらした情報ですが、ガスメーターがインターネットにつながることで、各ご家庭に設置してあるガスボンベの残量がリアルタイムで見れるようになるため、より効率よく配送できるようになるとのこと。

 

ガス屋さんにおいて、配送業務の効率化は常に重要課題です。

交換に行ってみたら、ほとんどガスを使ってなくて未だ交換しなくてよかった、ということは日常茶飯事なのです。

それでも、見に行かないことにはその状態であることは分からないわけですから、やはりそこに行く時間が必要になるわけです。

それが効率化できるとなれば、喜ぶガス屋さんは多いでしょう。

 

あとは、もう少しお安くなってくればなぁ。。と^^;