なるべく店頭で買うようにしましょ。。日本はAmazonに影響受けすぎだった。
これは、都心というより私のような田舎っぺの問題かと思うのですが、
ほとんどの商品について、店頭の品ぞろえというのは、Amazonに比べれば少ないもの
現状、店頭販売で優位性が保っていられるのはスーパーなどの生鮮食品、車などの高価な買い物といったところでしょうか。
その他の商品について、店頭での販売についてはその場で買いたくなるような仕掛けが必要となるでしょう。
店頭でしかかえない限定商品、インターネット上では仕入れられないような情報の提供、商品の体験、アフターフォロー、商品を知らない人に興味を持ってもらえる仕掛け。
こういった取り組みもしていない店舗は、おそらく時代とともに立ち行かなくなってしまうでしょう。
店頭で物を売るだけの時代は終わり、差別化は購入前後のサービスにシフトしていく。
日本において、こういった取り組みがされていないのかと言われるとそうでもないと思います。
近所のエディオンは店員がすごくよく説明してくれて、親身に相談に乗ってくれます。
かたや、Y者は店員がどこにいるか探すのに苦労するほど活気がなく、ただ物が陳列されているという印象。
ここだけ見るとエディオンで買いそうなものですが、最近のネットユーザーは違う。
物は店頭で見て、聞いて、実際に買うのはAmazonや価格コムの最低価格を付けている電気屋。
こんなことを臆面もなくやってしまうのです。
これじゃエディオンがかわいそうだ。
なんて言いながら、私も似たようなことをしてしまった経験はあります。。ごめんなさい。。
我々のような薄情な世代はさておき、少し年配の世代は、やはり親身になってくれるお店が圧倒的に支持されます。
そういった方にお話を聞くと、必ずと言っていいほどエディオンの名前が出てきます(うちの地元だけかもしれませんが)。
「私のひいきにしてる電気屋さんがおるとよ~。」なんて、それはもう信頼感抜群なのです。
これを聞いて、そうか、世間はネットユーザーだけで回っているわけではないのだと気付かされたわけです。
そして、そこには金額の安さは求められていないのだと感じたのです。
信頼関係や、感動体験があれば同じ商品であっても、Amazonより高額で満足できる。
これは売り手側だけでなく、消費者もマインドの変革が必要でしょう。
前述のような姑息な買い物をしていれば、本当の意味での「ひいきの電気屋さん」に巡り合うことはできないでしょうし、周りに頼れる存在もできません。
ネットでほとんどが解決できてしまう今だからこそ、こういった数字では見れない付加価値に意味を感じて、より幸福なお金の使い方をするべきではないかな。と感じました。