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「なっとく」できるか!「再エネ賦課金」

なっとく!再生可能エネルギー 固定価格買取制度

 

なっとくできません><

 

太陽光の補助金

うちは太陽光パネルなんてつける気がなかったので、無関係を決め込んでいたつもりでした。

が、、、ふと会社で「再エネ賦課金」の話に及び、調べてみると。。

知れば知るほど怒りがこみ上げてきました。

 

ご存知ない方は、電気料金の伝票をご覧ください。

しれっと「再エネ賦課金」とかで600円ぐらいとられてませんか?

 

この再エネ賦課金、経済産業省の説明によれば。


「皆様から集めた再エネ賦課金は、電気事業者が買取制度で電気を買い取るための費用に回され、最終的には再生可能エネルギーで電気をつくっている方に届きます。」

 

ん?再生可能エネルギーで電気をつくってる方?

えーと、家の屋根にパネル乗っけてる人とか、空き地にパネルつけまくってる人に届くっていってます?

 

そこは電力会社が払うべきじゃないの!!

 

散々「10年間固定額で売電できる太陽光発電」を餌に「オール電化」で独占しといて、その期限が切れ始めるころに国民全体に吹っ掛けるとな!

 

「エネルギー自給率が~」とか言ってますが、そもそも太陽光で全世帯のエネルギーを本気で賄う気があるのであれば、「2019年問題」で売電できなくなる世帯の発電した電気を無駄に捨てずに済む策を打つべきでは?

その時は、また蓄電機に補助金つけるためにみんなから金を巻き上げますかね^^;

 

現状、太陽光パネルをつけるメリットが無くなりつつある今、「パネル無しオール電化」世帯が増えてきつつあるように思います。

パネル無しでオール電化にするということは、「エネルギーの全てを発電所の電気に依存する」ことになります。

 

お湯を沸かすとすれば。

その場でガス火で沸かせば1のエネルギーで済むところを、

火力発電所で2のエネルギーで発電した電気で沸かしているようなもんです。

一次エネルギー(石油系の燃料)の消費を抑えたいといいつつ、「オール電化」を守っていく意味が分かりません。

 

今後はZEHみたいな「環境にやさしい」とかいいつつ、「でもやっぱり太陽光パネルはつけてね(買取はしませんが)」みたいな政策をガンガンやっていくんですね。

 

【エネルギー】日本の発電力の供給量割合[最新版](火力・水力・原子力・風力・地熱・太陽光等) | Sustainable Japan

 

発電に利用されている燃料の割合、ガスがぶっちぎりで使われてますよ。

太陽光世帯の増加が見込め無くなれば、一次エネルギーの消費は増えていくんじゃないでしょうか(原発再稼働でもしない限り)。

 

少しは「エコジョーズ」とか「エネファーム」とか「ハイブリッド給湯」みたいに、現実的に一次エネルギーを抑える器具に補助金出してもらえんでしょうか。。